きんもくせいがよい香り。

土曜日は母が姪の運動会に出かけたため店番。
姪の運動会は今年で最後だが、おばちゃんは一度も顔を出してはいない。とても行ける状態じゃなかったし、
9月下旬のこのころ運動会の日は日中30度。炎天下はキツイ。
すぐに体温が8度近くに上がってしまっただろう。
そして、何より、そんなハレの場所にいてはいけないような・・
場違いのような気がしていて、ついぞ一度も行けなかった。
自意識過剰だといわれればそれまでだけど。
オペラ座の怪女の状態では、姪の学校と言う空間に顔をだせなかった。


姪が小学校低学年だったか、車の中でどこかに行く途中で聞かれたことがある。
「オペラちゃん、私も大きくなったら、湿疹がでるの?」
「なんで?」
「私オペラちゃんに似てるって・・言われた」
私「・・・。似てない似てない。絶対オペラおばちゃんには似てない。オペラちゃんの弟似、つまりはあなたのお父さん似だから大丈夫よ。お父さんは健康でしょ。肌もつるつるだよ。〇ちゃんだってお肌プルプルじゃん。
大丈夫だよ。似てないから。」
と頭をなでたんだっけ。


もっとも夏休などは姪のお稽古事につきそってでかけてたりはしたんだけどね。 
そこでは、「お孫さん何年生?」ってきかれたんだっけ。懐かしい思い出。今は笑い話として話してるけど、
当時としちゃ、大ショックだった。


ん?。今もそう見えるのかしらねえ。
自分じゃ少し若返ってるつもりでいるんだけど。



日曜日は午前ちょっと出かけて、午後店番。

青い空。
あちこちで金木犀のおれんじの香りがただよう。
香りたくて、かほりたくて、深呼吸する。

ああ、秋だ。
秋だなあ。

と感じられるようになってる。

進歩。


(・・強い薬のおかげなんだけど・・)